フリッカージャブを活用してKOをとるボクシング解説
フリッカージャブとは、フロイト・メイウェザーやトーマス・ハーンズなどKOで何10回と勝ったボクシング選手がよく使っていたジャブです。
今回は、フリッカージャブとその上達法について解説していきます。
1.フリッカージャブの注意点
まず、これからボクシングを始める人、始めたばかりの人は絶対にフリッカージャブをやらないでください。
フリッカージャブは元々誰にでも打てるパンチではなく、柔軟な筋肉とバネをもつ選手だけが効果的に使うことができるのです。
なので、そもそも日本人にはあまり向いてなく、黒人の選手がよく使っています。
なので、フリッカージャブを使えるだけの柔軟な筋肉とバネを持ったボクシング選手はパワーも強い場合が多く、KOを量産しているのではないでしょうか。
しかも、初心者がいきなり練習すると怪我しやすいです。
なので、初心者の方はまず基本的なジャブの上達の為の練習をしましょう。
2. フリッカージャブの使い方
フリッカージャブは、通常左腕を下げて構えるデトロイトスタイル(ヒットマンスタイルとも言います)から出します。
このスタイルは極端に右のパンチに弱いので、近接戦闘には向きません。
まず、左腕を脱力した状態から、下から上へ腕をムチで叩きつけるようにして打ちます。
この時に腕を内側にひねり、打ち終わりはひねった反動で腕を元の位置に戻します。
注意するポイントですが、ボクシングではバックブローという手の甲でのパンチが禁止ですので必ず通常のパンチと同じ拳のポイントで打つようにしましょう。
3.フリッカージャブの効果
フリッカージャブは、下から出てくるパンチですのでとても見づらいです。
また、腕をムチのように撓らせて打ってくるのでとても軌道が予想しづらいです。
そのため、打っている本人は距離がとりやすいです。
なので、フリッカージャブはこのようなアウトボクシングをするために用いるパンチであり、自分のペースで試合を運びやすくインファイターとの接近戦も避けられるのでKOされづらいという利点もあります。
4.まとめ
フリッカージャブは、トーマス・ハーンズやはじめの一歩の間柴が使っていて有名になりましたよね。
たしかに、アウトボクサーにはとても効果的なパンチですが使える人が少ないというのがネックなんですよね。
そのため、日本人でフリッカージャブを打ってる人はなかなかいないと思います。
基本的にフリッカージャブは、テレビで外国の選手が打っているのを観るものなのかもしれませんね。
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